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妊婦健診について

Prenatal Checkup

妊婦健診について

妊婦検診は赤ちゃんとママを守るために大切なものです。赤ちゃんの成長や発達が順調に進んでいるか、ママの健康状態に問題がないかを調べます。

妊娠中は体の変化が大きく、気づかないうちに高血圧や貧血、妊娠糖尿病などのトラブルが起きていることもあります。ひどいつわりによる脱水や栄養不良、貧血や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病は、ママの健康だけでなく、赤ちゃんの成長や発達にも影響する要因です。

また、赤ちゃんの発育状況や心拍、羊水の量、胎盤の位置なども確認できるため、安心して出産に望むための準備も整えられます。万が一、赤ちゃんの成長が遅れていたり、病気にかかっていても、早期発見することで妊娠中に治療できたり、NICU(新生児集中治療室)など、専門病院での出産を調整できます。

さらに、妊婦検診では、健診だけでなく、妊娠中の生活や出産、育児に対する相談や指導も行っております。妊婦検診は母子保健法第13条でも必要性が規定されています。少子化対策として国や地方自治体も注力しています。

赤ちゃんとママの命を守るために、定期的に妊婦検診を受けましょう。

妊婦健診の流れ

妊婦検診は妊娠の確定診断から出産まで、定期的に受けるべき健康診断です。健診では、母子双方の健康状態をチェックし、妊娠の経過を観察します。

妊婦健診の流れは以下の通りです。

  1. 受付
    予約日時に来院していただき、受付で親子手帳を預かります。
  2. 待ち時間
    待ち時間に尿検査と血圧測定を行います。
  3. 測定
    体重・腹囲・子宮底長を測ります。
  4. 外診・超音波
    先生とのお話、内診を行います。
  5. 保健指導
    妊娠期間を健やかに過ごすための食事や生活に関するアドバイスや、妊娠・出産・育児に対する不安や悩みの相談に応じます。

家庭的・経済的問題などを抱えており、個別の支援が必要な方には、適切な保健や福祉のサービスが受けられるよう、市町村の保健師などと協力して対応します。

以下で、妊婦健診のスケジュールで受ける頻度や内容について詳しく紹介します。

妊婦健診のスケジュール

体調などに変わりない場合、下記のスケジュールで診察を行います。

妊娠
月数
妊娠
週数
共通検査 健診
指導内容
詳細 受診頻度
妊娠
初期
2カ月 4~7週
  • 健康状態の確認
  • 検査計測(子宮底長、腹囲、血圧、浮腫、尿検査など)
  • 保健指導
3カ月 8~11週
  • 入院案内
  • 妊娠届
  • 腹帯指導
4週に1回
4カ月 12~15週 血液検査 初回健診時に必要な血液型・感染症などを検査 4週に1回
妊娠
中期
5カ月 16~19週 安定期に入るため、当院の運動プログラムに参加可能 4週に1回
6カ月 20~23週 4週に1回
7カ月 24~27週 貧血検査 2週に1回
妊娠
後期
8カ月 28~31週
  • 心電図
  • 後期資料
心臓への負担がないか確認 2週に1回
9カ月 32~35週 2週に1回
10カ月 36~40週
  • 貧血検査(36~37週)
  • モニター(NST)37~39週
37週以降は正期産。
モニターで赤ちゃんの心拍数とお腹の張りを確認。
40週以降は毎回モニターと胎盤機能検査。
※前回帝王切開の方は毎回モニター
1週に1回

スケジュールは、健康状態などにより、医師や助産師と相談しながら、状況に合わせて適切な健診を行っております。

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