妊娠後期や産後の授乳で
お乳に血が混ざっていることがあります。
これは乳腺からの出血によるもので、
多くは2・3日で止まるので
心配いりませんが、ごくまれに
乳がんの可能性も含まれており油断は禁物。
産婦人科を受診しましょう。
検査では視触診、超音波で
腫瘍組織の有無を調べ、乳汁の細胞の検査を
行います。乳がんを調べる腫瘍マーカーで、
乳頭から出てくる分泌物(CEA)を
検査する医療機関もあります。
妊娠後期から出産後1年以内、
または授乳中に乳がんと診断される
「妊娠関連乳がん」は3000人に
1人はいると言われています。
この時期は乳腺が大きくなり、
乳がんが見つかりにくく、
見つかった時には進行していたというケースも
少なくありません。
40代になると乳がんリスクは高まります。
特に身内で乳がんになった人がいるという方は
遺伝的なリスクも考えられるので、
若くても検査を受けることをお勧めします。
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