【産後ケア】産後うつが心配な方へ|岡山で受けられる産後ケアと産婦健診の制度を解説

👩妹が第一子を出産しました。夫婦どちらの実家も遠く、育児が大変な様子。産後うつも心配です。サポートが受けられますか。(38歳・女性)

👨‍⚕️もちろんです。さわだレディスクリニックでは産後ケアを推奨しています。

 

出産後の不安や育児の悩みに。産後ケア制度をご存じですか?

産後はホルモンバランスや生活環境の大きな変化により、約30%の女性が「涙もろくなる」「不安定になる」などのマタニティーブルーズを経験するとされています。これは通常2週間程度で自然に回復する一過性のものです。

しかし、2週間以上経っても改善が見られない場合、産後うつが疑われます。特に出産から1か月前後がピークとされ、早期発見と支援がとても大切です。

🩺産後うつの早期発見に向けた「産婦健診」

厚生労働省では、産後うつの予防と早期発見のために2017年度から「産婦健診」の助成を開始しています。

岡山県では妊婦健診(全14回)に加え、出産後2週間・1か月後の2回分の受診券が配布され、これを使って産婦健診を受けることができます。

健診時には、エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)によるチェックが行われ、必要に応じて保健師による訪問や、専門機関への紹介が行われます。

「産後ケア事業」で地域からのサポートを

さらに、2023年10月から岡山県内の多くの市町村で「産後ケア事業」が実施されています。

これは、宿泊型・日帰り型のケアを産婦人科や助産所などで受けられ、その費用の一部が自治体から補助される制度です。

赤ちゃんのお世話や授乳指導、母体の体調チェック、育児への不安相談などを通じて、お母さんの心身の負担を軽減することが目的です。

⭐️不安を一人で抱え込まないで

家族が近くにいない、パートナーが多忙で頼れない――そんな中で「誰にも相談できず疲れがたまっている」というお母さんも少なくありません。

「少しだけでも休みたい」「誰かに話を聞いてほしい」
そんな気持ちがある時は、迷わず地域の窓口や産婦人科に相談してみてください。

さわだレディスクリニックでも、産婦健診や産後ケアのご相談を随時受け付けています。

 

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