通常、妊娠反応が出て病院に行き、お腹に超音波を当てて胎嚢(たいのう)が確認されると、妊娠と診断されます。
化学的流産しかし、初期(妊娠4週あたり)のちょうど生理の予定日を超えたころに出血が起こりはじめ、
「生理かな? でも量も多いし長引く」と病院で調べてみると、妊娠反応(尿中のHCG値が陽性)が出ているにもかかわらず、出血が続いて自然に流産していることがあります。
これを「化学的流産」といいます。
近年、相談者のように市販の妊娠検査薬を使って自分で調べる人が多いです。
そして生理予定日の時期に出血があると、生理と勘違いし、「やっぱり妊娠していなかった」と、流産に気付かない場合があります。このようなことを何度も繰返すと反復流産、習慣性流産にもつながります。
病院を受診すれば、治療などで流産を止められる場合もあります。妊娠反応が出たのに生理の予定時期に出血が起こった、
いつもの生理と何か違うと感じたら一度病院を受診してください。